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宮沢氷魚 / 第45回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞者インタビュー

―――日本アカデミー賞のイメージは?

毎年テレビや、ニュースで拝見していて、1つの目標でもあったけれど、僕の中では非現実的な、夢のような世界で、まさか自分がこのような形で参加させていただけるとは思ってもいなかったので、とても光栄に思います。でもまだ新人俳優賞ということでこれからも引き続き上を目指してがんばっていきたいなと思える場だと思います。

―――どんな時、新人俳優賞受賞の報告を聞きましたか?

地方で撮影中だったのですが、マネージャーさんから後でお話がありますと言われて。なんの話だろう…と色々考えてしまっていたのですが、撮影が無事終わって楽屋に戻った時に、日本アカデミー賞の新人俳優賞決まりましたと聞かされました。何を言っているのか、一瞬ドッキリなんじゃないかなという位の驚きでちょっと自分の中で受け止めるのに時間がかかりましたね。

―――映画の魅力って何だと思いますか?あなたにとって「映画」とは?

映画館で観る場合は特にその映画と向き合うことにしか集中しないですよね。だからこそ映画の細部まで体に浸透して来るような感覚を特に感じますね。それが映画の魅力なのではないかと思います。
映画はほんとに生き物だと思っています。自分がそこに参加して、何もないところから作品が完成されて世の中に出ていく過程を見ると、ただのフィルムに残ったものではなくて、そこに命が宿っているというか、一人ひとりの思いがちゃんとそこに乗っかっているんだなと感じます。それが映画館で上映された時もそうですし、違う形で誰かが観た時もその魂みたいなものは間違いなく観ている人に届くと思うんですよね。だからこれからも映画が生き続けてほしいなという思いはあります。

―――渋谷の印象/イメージについて

学生の頃は友達と遊びに行くってなると基本的には渋谷っていうのがほぼ毎回でした。

―――ミヤシタパークについて。パネルに掲出されることについて

新しくなってからまだ行ってなくて、でも以前はしょっちゅう行っていました。宮下公園の駐車場に車を停めて父とよくタワレコにCDを買いに行って、あの辺で買い物をしてお菓子買ってもらって帰るというのが小さい頃の思い出でした。その当時の宮下公園のイメージが強いんですけれども、何回か横を通ったり、テレビで見たりして、すごくおしゃれというか最先端になっていて渋谷を代表するエリアになったんだなと感じています。
この撮影で自分の楽しんでる姿や、躍動感みたいなものをたくさん撮ってもらったので、このご時世でなかなか前向きになれない日々が続いていると思うんですけれど、僕たちのエネルギーみたいなものを少しでも感じ取ってくださればうれしいなと思います。

―――LOOK!FUTUREにちなんで10年後の自分像20年後の自分像

今28歳なので38歳、48歳となるともちろん日本でも仕事をしていたいなという気持ちもありますし、僕は英語も話せますので活動範囲を広げて海外でも仕事できたらいいなと思います。日本の良さ、日本人の良さというのを1人でも多くの人に伝えていきたいと思います。

―――この場所にお店を出して良いとすれば、どんなお店を出したいですか?

今常に新しいもの新しいものって感じになっていますけど、ちょっとレトロなものもいいと思うので、駄菓子屋さんはどうですかね?僕が小さい頃はギリギリ商店街に駄菓子屋さんがあってお小遣いを切り崩して30円とか40円の駄菓子を買っていた思い出があります。駄菓子屋さんでこれが欲しいなあれが欲しいな来週にしようかなと考えている時間がすごく豊かだったな思うんですね。今って何でもスピーディーに物事が進んでいくし、なんかどこか急かされている感覚があるのでふとした瞬間に懐かしさとかゆったりとした時間を提供できたらいいなと思っています。

―――NEW CINEMA FACEの撮影はいかがでしたか?(衣裳のこと、ポーズのこと)

とても楽しかったです。普段はファッションの撮影も多いので、洋服をいかにかっこよく見せるかっていうことに集中しているのですが、今日は自由に動けて自分らしさを出せたと思います。

●受賞者の撮影時のオフショットやコメントは、日本アカデミー賞公式Twitterおよび特設サイトにてご覧いただけます。

第45回 日本アカデミー賞の授賞式は、2022年3月11日(金)にグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて開催され、各部門の最優秀賞が発表されます。女性司会者は「MOTHER マザー」で 第44回最優秀主演女優賞を受賞した長澤まさみさん、男性司会者は羽鳥慎一さんが務めます。

■ テレビ放送
3月11日(金) 21:00~22:54 
「第45回 日本アカデミー賞授賞式」/日本テレビ系(全国29局ネット)

■ TVer
3月11日(金) 14:00頃~
授賞式直前生配信(インタビュー/レッドカーペット)  
3月11日(金) 21:00~
授賞式番組(同時・見逃し1週間)

▶事前番組
3月6日(日) 14:45~15:45
「第45回日本アカデミー賞授賞式 直前SP」/日本テレビ

■ ラジオ放送
3月11日(金) 27:00~29:00(深夜3時~5時) 
「オールナイトニッポン 0(ZERO)~第45回日本アカデミー賞 スペシャル~」 ニッポン放送(全国ネット)

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