「笑いの楽屋〜好きにまっすぐなお笑い芸人のもうひとつの顔〜」レポート
MIYASHITA PARK × よしもとが贈る、“好き”にまっすぐな2日間。
2025年10月4日・5日、渋谷・MIYASHITA PARKの芝生ひろばにて、
「笑いの楽屋〜好きにまっすぐなお笑い芸人のもうひとつの顔〜」を開催しました。
情報があふれる時代のなかで、何かを心から“好き”でいることの価値を見つめ直したい。
そんな想いから、よしもととMIYASHITA PARKがタッグを組み、
芸人たちの「好き」を通して文化の深みを掘り下げる新しいカルチャーイベントが誕生しました。
会場には、芸人たちの“好き”をテーマにした「楽屋」が登場。
くっきー!(野性爆弾)の「音楽の楽屋」では、パンクロックへの愛を詰め込んだ空間が広がり、
音楽やアート、ファッションなど人生そのものに刻まれた“パンクの魂”を体感できる展示に。
和牛・水田信二の「グルメの楽屋」では、料理好きが高じて考案した
オリジナルレシピ“ミートソースパスタ”を販売。
自身の手で仕上げた料理を通して、食への情熱とユーモアを届けました。
そのほか、バッドボーイズ佐田正樹の「ものづくりの楽屋」や
男性ブランコ平井まさあきの「生きものの楽屋」、マユリカ中谷の「少年の楽屋」など、
芸人たちの個性あふれる“好き”が芝生広場いっぱいに展開されました。
ステージでは、日替わりで多彩なトークやパフォーマンスが繰り広げられました。
くっきー!のステージ「出張!ハイパーギターズ実演即売ショー」では、
ヴィンテージギター専門店〈ハイパーギターズ〉の長島英樹さんが登場。
ギター愛を語りながら行う本気のプレゼンテーションに、観客も思わず引き込まれました。
水田信二の「水田のクッキング談義」では、バイク川崎バイク(BKB)と料理家・松島由恵さんを迎え、
“こじらせた料理愛”をテーマに熱いトークを展開。
笑いと食欲が交差する“グルメエンタメ”な時間となりました。
そして、蛙亭・中野周平を中心に行われた「MIYASHITAお絵かき芸人」では、
中野をはじめ、kento fukaya、山﨑おしるこが登壇。
それぞれが絵に込める“好き”を語りながら、観客と一緒にライブドローイングや絵しりとりを実施しました。お題が展開するたびに笑いと驚きが起こり、次第に会場全体がひとつのアトリエのような雰囲気に。
「描くことの楽しさ」や「表現することの自由さ」を、
芸人たち自身の個性とユーモアを通して体感できる、まさに本イベントならではの時間となりました。
さらに、プー&ムーによる「ジャンル無用!ただ仲いいだけ会議」では、
福岡で伝説となった彼らのローカル番組やラジオをリアルタイムで聴いていた
イラストレーターのNONCHELEEE、HEY&HOの本城茂太が登場。
当時の思い出話や裏話に花を咲かせながら、音楽、ファッション、カルチャーの話題へと広がっていきました。
トークの後半では、NONCHELEEEが音楽制作を手がけた「パイーン音頭」を初披露。
おたこぷーの歴代の一発芸を詰め込んだ、誰でも踊れるキラーチューンに、
会場は笑いと熱気に包まれました。
プー&ムーならではの自由奔放なトークと、仲間との化学反応が生み出す一体感に、
観客は終始笑顔が絶えませんでした。
笑いと新しい発見が次々と生まれ、会場は終始活気にあふれていました。
たくさんの笑いと熱量に包まれた2日間。
お笑いというカルチャーを通して、
こんなにも多様な“好きのかたち”があることを改めて感じられるイベントとなりました。
また新しい「好き」が生まれる場所で、お会いしましょう。

